雑記帳

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ひとり飲みの約束(まほやく×HUBコラボの記録)

唯一毎日ログインしてるソシャゲ「魔法使いの約束」のHUBコラボが始まったので1人で2回行ってきた。

グッズにあまり興味がないので(特にブラインド系)コラボカフェ系は見送ってたけど、まほやく×HUBコラボが予想外すぎて即予約。最近アニメとちょくちょくコラボしてるのは耳にしてたけど、ソシャゲ第一弾(多分)がまほやくなんだ…?という意外性よ。たしかに飲んだくれキャラは多いし作中の拠点にバーもあるし酒場の店主はおりますが…。まあユーザーの年齢層が高めのような気も薄々してた。

コロナ禍以前(だいぶ昔)フィッシュ&チップス目当てでちょくちょくHUBに通っていたこともあり、平日の会社帰りにひとり飲みできるな…と思い立ち、結果的に週1で通っている。せっかくひとり飲みしてきたので、コラボのシステムやメニューの感想、1人のメリット・デメリットなどを記録しておく。気になるけど同行者見つけるのが面倒だし、でもパブに1人で行くのは不安…という人の参考になれば幸い。

システム

①WEBで事前に日時と人数を予約

人数を選択すると空き情報が出る。店舗によって1人席の数が違うようで人数を切り替えると空き情報が変わる(ディフォルトは2人)。東京だと1人客は秋葉原店より池袋東口店が取りやすい印象。

②予約した日時に入店、コラボ飲食券を購入(現金支払いのみ)

二千円を支払い、五百円×4枚綴りの飲食券を渡される。スポーツ観戦イベント(三千円支払って二千円分の飲食割引券を買う)の形式の流用なのねと納得してたら飲食券の裏面に「試合日」と記されているのに気付いて笑った。何の試合だ。

コラボイベントはイベント運営費の上乗せがない分コラボメニューの価格が通常より高めに設定されていると思われる(特典も込みと考えるとこんなものだろうという価格設定ですが)。
グッズ注文用紙を希望すれば渡され予約席に案内される。1人だとカウンター席かなと思っていたけれど2人用テーブルでした。1人予約の客は固められていた様子(両隣も1人客だった)。

③カウンターで注文・会計

HUBの会計はキャッシュ・オン・デリバリー・システム。つまり席に着いたあと自分でカウンターへ行き注文する。開始時間直後はカウンターが混み合うので、場合によってはけっこう並ぶ印象。
HUBメンバーズカードのコラボアプリカードを登録したい場合は、注文の前に一度入会金五百円を払って自席でアプリの登録とPIN入力をするのがよいかも。登録を済ませてから注文すればコラボメニューも5%会員割引の対象になる。今後も継続的に行くならお得。

こんなふうにアプリ上に擬似カードが表示される。

コラボメニュー1品につき特典のランダムコースターが1枚もらえる。ドリンクはその場で提供されて自分で席に持っていき、フードは番号札を渡されて後ほど店員さんが運んでくれる(自分の座席番号を覚えておいて伝えるとスムーズ)。カウンター横にセルフサービスの水もあるので、ドリンク1杯と水のコップ、番号札を持つと両手が塞がる。ドリンク1杯+フード1品を注文し飲食券3枚+差額で会計、追加注文する時に残りの飲食券1枚+差額支払いがよいかも。
周囲にほぼコラボ客しかいないのでそこまで神経質になる必要もないと思うが、ひとり飲みの時は食べかけや飲みかけを残して席を立たないほうが安心(面倒な話だけど)。注文会計時やトイレでどうしても席を立たざるを得ないので、荷物も常に持ち歩けて両手が空くボディバッグやショルダーバッグのほうがストレスが少ないかも。座席やカウンター前が狭い店だとリュックは邪魔かもしれない。会社帰りじゃなかったらボディバッグで行きたかった。

ひとり飲みのメリットとデメリット

①メリット

ほとんどコラボ客で占められているので、ひとりで飲んでいても絡まれたり話しかけられたりしない。客層に安心感がある(危険を感じない)。パブで酔った客に絡まれないでひとり飲みできるというのはメリットとしてけっこうデカい気がする。
90分入替制もひとり飲みだとちょうどいい時間。まったりマイペースに飲んでも余裕で間に合う。グループだとかなり短く感じそう。

②デメリット

フードがシェア前提の量なので、1人だと1度に全メニューを試せない。単に味見がしたいだけなのに(食い意地が張っている…)。
あとは前項にも書いたけど荷物の管理のわずらわしさや中座しにくさなどはどうしてもある。これはひとり飲みの場合どうしようもない。
周囲のグループは賑やかで楽しそうなので、その中でひとりでいることに気後れを感じるタイプだと厳しいかも。慣れの問題もあるけど、周りが賑やかでもひとりで飲むのが寂しくない人は楽しいと思う。

店内の雰囲気

店内の全てのモニター(通常は野球やサッカーなどの試合を流してる)でイベント予告PVが流れ続けていた。今気づいたけどこの編集、祝祭縦画面上映会と同じでは…?
OPの後は西祝祭から2周年まで(除くサンリオコラボ)順番にPVが流れてループ。なぜ2周年までだったのかは謎。3周年動画まで流してもよかったのに…。間に飲んだくれイベント(「未完のワインに思いを馳せて」)もあるし。

↑これがイベントの順番に流れる(BGMが大好きなので隙あらば「再会と軌跡のバンケット」を貼る人)。そういえばこのイベント予告動画たち現状Twitterにしかないので公式のYouTubeチャンネルなどにもアップしてほしい。

コラボ予約以外のお客さん(仕事終わりのサラリーマンなど)もごくわずかにいたけど、延々と流れ続ける予告動画の意味まったくわからなかっただろうな。同好の士と行った場合は動画見ながら好きイベントトークで盛り上がるだろうから良いチョイスだと思う。ひとりでも好きなイベントを反芻できて楽しかった。

コラボメニュー感想

ドリンク

他のアニメコラボだとキャラクター名のイメージカクテルが提供されていたようだけど、今回のまほやくは作中に登場したカクテルが中心で、そう考えると確かに酒の登場頻度が高いゲームだな…。賢者の真木晶さんが下戸なのでモクテルも作中登場したノンアルなのが面白い。次はノンアル頼むのもよいかも。
メニューの説明文も原作サイドの丁寧な監修が感じられるのでColy側が力を入れたコラボ企画だったのかも?という気もした。好評っぽいし、ぜひ定期的にコラボ開催してください。
ドリンクは全体的に甘め、量多め、アルコール度数は低め(おそらく3~4%程度)。

①雪と三日月の青い夜のカクテル

スノースタイル(塩)が効いててすっきり甘い。お酒苦手だけど1杯くらい飲みたいわという人はこれかルージュベリーのカクテルがおすすめ。甘党はルージュベリーかな。

②ルージュベリーのカクテル

がっつりストロベリーリキュール味。スノースタイル(砂糖)でダメ押しに甘いので甘党向け。オーエンちゃん魔法舎のバーでこればっか頼んでるんだろうなって味。

③西の酒場のお手製サングリア

カシスとジンジャーエールですっきり甘めのサングリア。フルーツはブルーベリー、オレンジ、レモン、メロンあたり。

④新たな出会いを求めて、金の花びらのカクテル

飲む上限解放。コラボドリンクの中で一番のお気に入り。コラボ終わってからも飲みたすぎてバーテンダーさんに通常メニューだとどれが近いか訊いてしまった。アップルジンジャー(に少しピムスを足してとオーダー)だそうです。普通にアップルバーボン買って家で作ろうかなというレベルで気に入っている。

⑤魅惑の酔いどれカクテル

「今回のイベントのためにシャイロックが張り切って考案した」という説明文を読んでしまっては注文せざるを得ない。張り切るシャイロック可愛い。ウォッカベースなので下戸向きではない。ピーチリキュールの風味がけっこうちゃんとある印象。

フード

①ネロのお手製ミートパイセット

通常メニューのパスティにポテトと「ネロのお手製」という付加価値がついたもの。5種類のソースから1つ選べる。バジルマヨソースにしました(おいしかった)。ソースはポテト食べるのに使った。ミートパイは醤油とみりんを使わない肉じゃがの具をパイで包んだ感じ(雑すぎる説明)。小食の人はこれ一品で充分かと思う。

②オアシスピッグのアヒージョ

オアシスピッグには鶏や羊も含まれます????だった。砂肝っぽいところとラム肉があった気がする(アレルゲン表を確認したところ鶏は確実に入っていた)。完食せねばというプレッシャーと戦っていたので若干自信はないが。
スイートコーンやズッキーニ、パプリカなども入って全体的に甘めのアヒージョだった。酒がとても進む。これ一品頼んで延々と金びらカクテル飲みたい…という感じだった。

③カインのバースデーケーキ

甘い。生クリームたっぷりのロールケーキの上にバニラアイスがのっかってベリーソースが掛かっている。ルージュベリーのカクテルと一緒に食べてしまったので甘い×甘いだった。甘党なほうだけど塩気が欲しくなったので騎士様よりはオーエンちゃんが好きなやつじゃん…と思いました。オレンジの砂糖漬けも甘くて美味しい。